こんにちは、ちわぷ〜です!
現在仕事で調べ続けている天草四郎関係。
今回は短編集で、その中の一作のみですが、天草四郎も登場し、
名だたる作家が描いた反逆者たちが一堂に会した物々しい短編集をご紹介いたします☆
「天下に挑む-反逆者小説集」 講談社
内容
天草四郎、平将門、松永久秀などなど、歴史に名を刻んだ希代の反逆者たちを描いた作品が10作集まっている。
作家人も、直木三十五、長谷川伸などなど、まさに希代のレジェンド。
レジェンドが描く反逆者
長谷川伸先生は何作か読ませて頂きましたが、思えばあの直木賞の由来となった直木三十五先生は読んだ事がなかった様な気がします。
歴史に強烈なインパクトを残した反逆者たちと文学史に名を刻むレジェンド作家。
そんな心胸躍る組み合わせでドキドキしながら本を開きましたが、どの作品もいわゆるスタンダードな歴史小説である事が意外。
でも、よくよく考えれば、今の世にスタンダードとなっている物を何十年も前にレジェンド作家が築き、受け継がれた結果として現在スタンダードになっている様な気がしました。
反逆者という異端な題材であるが故に、レジェンド作家達の丁寧な仕事ぶりが際立ち、
古き良き時代小説を感じられる一冊となっておりました☆
まとめ
なかなか攻めた小説集で編集者の心意気を感じる一冊でした!
天草四郎など、時の反逆者に興味のある方にはオススメできる一冊でした^ ^
反逆者は最終的に敗れてしまったから、反逆者…それも切なくて、けっこう私は反逆者推しです!
時代に於ける敗者に惹かれるという方は、新撰組もオススメです!
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こんな人にオススメ
天草四郎など反逆者に興味のある方