こんにちは、ちわぷ〜です!
本日は書店で猛プッシュされていて気になった作品を読んでみましたのでご紹介いたします!
話題作を数々と輩出している、このミス大賞の文庫部門のグランプリの作品です☆
「レモンと殺人鬼」 くわがきあゆ(著) 宝島社
あらすじ
10年前、父が殺され、母は失踪、妹とは離れ離れに暮らしていた、美桜。
今は大学で働いていて、自分と同年代で青春を謳歌している学生たちにどこか引け目を感じている。
そんな中、美桜の妹の遺体が発見され、ある疑惑により美桜も巻き込まれて…
エンターテイメント特化型のサスペンスミステリー!
このミス大賞って事は、恐らくはデビュー作になるかと思いますが、とにかく勢いを感じましたね!
細かい理屈は置いといて、こうなったらきっと面白い!という、そんな気持ちで書いてらっしゃったんじゃないかなぁという事が、こちらにまで届いてくる様な、
題材はなかなかヘビーではありますが、そういう作者の方のキラキラ感みたいなのを感じて、好感を持ちました。
妹の死の真相を追うというミステリー、そこから疑惑が生まれて迫り来るサスペンス…これはネタバレ厳禁なやつですね(ネタバレして良いものなんてこの世にありませんけど)
本格ミステリーが好き!って方には合わない様な気がします。
ツッコミどころはあるし、アラを探せばいくらでも出てくる気がします。
本当の本当に突き詰めていくと、この作品はそもそも成立してないんじゃないか?とさえ私個人も感じる部分はありました。
けど、やはり、このミス大賞に選ばれるには、それだけの理由はありました。
勢い任せというと聞こえが悪いんですけど、それを上回る熱量を感じ、最後まで楽しく読ませていただきました☆
まとめ
話題になっている、サスペンス感強目のミステリーで勢いがとにかくある新星現る!といった感じです!
本格ミステリーが好きな方、ミステリーの細かい描写がリアルじゃないと気になっちゃうんだよな〜という方には、ちょっと合わないかも…
そういうのって気になると一気に醒めちゃったりしますしね(^◇^;)
けど、それが気にならなければ、次どうなるんだろう?というワクワク感でメチャクチャ楽しめる作品だと思います!
メッチャ映像向きの作品だと思いますので、ぜひ実写化してほしいところです^ ^
なんか、これからどんどん面白い書いていきそうな作家さんな気がしてるので、今後も新作出る度に追いかけて行くと思います☆
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こんな人にオススメ
勢いのあるサスペンスを読みたい方