こんにちは、ちわぷ〜です!
先日まで、「不適切にもほどがある」が見たくて数年ぶりに1ヶ月だけネフリに加入してました!
「不適切にもほどがある」も面白かったけど、(ミュージカルシーンは個人的には微妙でしたが^^;)
同じクドカンドラマの「離婚しようよ」が配信されていて、それがもうメッチャ面白かったです!
クドカンと大河ドラマを書いたりしている大石静さんの共同脚本なのですが、出演者は大体いつものクドカン組、あぁ、ここは絶対にクドカンが書いたでしょ!というナイスギャグ。
どちらかといえばクドカン成分が多めのドラマでした。
クドカンのドラマって個人的にはオチが弱いというか、最終話が一番面白いって感じではない様な気がしているのですが、それでも見終わっての感想は楽しかったの一言。
久しぶりにドラマの一気見をしてしまいました^ ^
個人的には、古田新太さんが演じるヘンリーがツボでした(笑)
ネフリに加入している人はぜひチェックしてみてください^ ^
さて、肝心の書評は本日は「52ヘルツのクジラたち」の町田先生の過去作で気になったタイトルの物がありましたので、読んでみました☆
「うつくしが丘の不幸の家」 町田そのこ(著) 東京創元社
あらすじ
不吉とされるビワの木がある、”不幸の家”。
5つの家族を通して語られる幸せ。
町田先生は感覚がドンピシャに合ったり、丸っ切り合わなかったり…
超個人的な見解になりますので、本作がつまらなかったという訳では無いので、その点ご留意いただきたいのですが…
個人的には、どうしても、町田先生の作品は合う、合わないがあり、しかもその差が天と地ほどある気がしてます。
合う作品で言うと、「52ヘルツのクジラたち」
いつもコメントくださるニードル様に教えて頂いた「ぎょらん」
は、もう心掴まれる感じで超感動。
でも、本作含めそれ以外に読んだ何作かは、何とも合わなかった…
上記2作の感動があったので、ちょっと合わないなという作品と出会っても、また他のを読んでみようと思えたのですが、ここまで合わないというのは初めてのことかもしれません…
本作収録の全ての作品でそう感じたわけではないのですが、なんとなく、不幸の押し売りっぽく感じてしまって…
「52ヘルツのクジラたち」みたいに不幸から這いあがろうとする感じだったり、「ぎょらん」みたいなファンタジーだと、不幸もエッセンスと言いますか全然受け入れられる。
けど、そうではない現実的な一つの物語の中に不幸が立て続けというか、不幸を物語の中心に据える感じになってしまうと、その不幸が嘘くさく感じて気持ち的にしんどくなる。
きっと作者の中では計算があり、幸せを描く為に不幸を描いているのだと思うのですが、読んでいてちょっと気持ちが離れてしまいました…
あとは、不幸な出来事が起きてからの家族の反応が何だか色々納得いかない、というかやはり個人的には合わなかったです…
高校生の息子が彼女を妊娠させてしまい、大学進学どうしよう?みたいなエピソードでは、誰一人共感できなかった…
強烈に好きな作品が複数あり、合わない作品も複数ある…
なんかそれこそ、まるでクドカンドラマの様な感じです(笑)
でも、きっと「52ヘルツのクジラたち」「ぎょらん」の感動を追い求めてまた作者の作品を読む事になると思ってます!
まとめ
私は個人的には合わなかったですが、あくまで個人の感じ方ですので、気になる方は是非とも読んでみてくださいね☆
町田先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
町田先生のファンの方