こんばんは、ちわぷ〜です!
今日は一昨年書いた記事の加筆、再掲載になりますが、本屋大賞受賞作の「52ヘルツのクジラたち」の映画版が本日より公開との事でご紹介させていただきます!
「八日目の蝉」の成島出監督なので、私も観に行こうと思ってます☆
「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ(著) 中央公論新社
あらすじ
自分の人生を奪われ続け、何もかもを失った貴湖は、親友にも告げずに亡くなった祖母が残した大分県の海辺の街にある家に越してくる。
そこで貴湖は、虐待を受け、「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。
少年は、虐待のせいで喋る事ができなかった。
傷ついた少年に”52ヘルツのクジラ”と過去の自分を重ね合わせた貴湖は、少年を”52”と呼び、保護をするが…
52ヘルツのクジラとは?
52ヘルツのクジラとは、この世に一頭だけ存在するクジラで、
他のクジラ達とは全く違う周波数で鳴くため、その鳴き声は他のクジラに届く事がないという”世界で一番孤独なクジラ”です。
1989年に発見され、現在も生存していて毎年姿を見せるそうです。
そのクジラの様に孤独だった貴湖も、かつてアンさんという男性に出会って人の優しさを知り、今度はかつて手を差し伸べてくれたアンさんの様に、孤独な”52”という少年に手を差し伸べる…
そんな優しさの連鎖の様な物語でした☆
2024年3月1日、杉咲花主演で映画公開!
他にも志尊淳さんが出ていたり、なかなか豪華な顔ぶれ!
予告を見た感じも良い感じ!
本屋大賞受賞作って映画化される流れが多いですが、どれもクオリティが高かった印象ですので、本作も期待大!
「八日目の蝉」の成島出監督ですので、安心して見に行けます^ ^
唯一のネックは近場の行きつけの映画館でやってないみたいで、電車に乗ってシネコンまで行かなければならない事…そうなるとやはり半日は掛かる。
これが田舎住みのネックですね( ; ; )
3月はけっこう忙しく半日空けられる日があるか微妙なところではありますが、予告見た感じ早期公開終了は無いと思いますので、4月に入ってからになるかもですけど見れるんじゃないかな〜と期待してます☆
まとめ
あらすじを見て「ヘビ〜だな〜」と敬遠してしまう方もいらっしゃるかと思いますが、
本屋大賞受賞作というだけあって読みやすく、貴湖と”52”が背負っている物はヘビーではありますが、配慮された書き方になっているので気が滅入る事もありませんでした。
最終的には心温まり、優しい気持ちになれる救いのある物語でした☆
もう原作は読んだよ〜という方も、成島出監督なので実写映画もクオリティが高いんじゃないかな?と思いますので、気が向いたら是非映画版も観にいってみてくださ〜い☆
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本屋大賞受賞作は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
こんな人にオススメ
人に優しい気持ちになれる物語をお探しの方
「星を掬う」など、町田先生のファンの方