こんにちは、ちわぷ〜です!
現在繁忙期でちょっとした出張を繰り返しておりますが、出張先で問題発生、ホテルに戻ってからもずっと対応…
と、さすがにブログ記事を書く時間が取れず、7月より続いていた連続更新記録が途絶えてしまいました(笑)
特に偉大な記録というわけでもないので、途絶えたところで激しい絶望とかは無いのですが(笑)
またのんびりと更新していこうと思いますので、よろしければお付き合いください☆
「星の子」 今村夏子(著) 朝日新聞出版
あらすじ
中学三年生のちひろの両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいる。
それは病弱だった幼いちひろを助けたい一心で足を踏み入れた世界だった。
両親の信仰心は家族のかたちを歪め、そしてちひろの周囲にも影響を及ぼす様になる。
芦田愛菜主演で映画化!
「むらさきのスカートの女」にハマって以来、年内に全作品を読み終える事を目標にしている今村夏子先生。残すところあと一冊…楽しい時間が過ぎるのはあっという間ですね…
本作は今まで取り上げてきた今村先生の作品とは毛色が違い、とてもシリアスな題材です。
そして、題材が今のご時世に読むと更に突き刺さる内容で…
深く考えさせられる一冊でした。
本作は芦田愛菜さん主演で映画化されており、
監督はクオリティに定評のある大森立嗣監督、
などなどかなり豪華なキャストで2020年に映画化されております!
このキャストなら観てみようかな〜と思わせるメンツなので、ひと段落したら観てみようと思います!
まとめ
取り上げにくい題材だったかと思いますが、作者が問題を真正面から受け止めて描いた作品です。
今村先生らしい文章で綴られるも、今村先生の私見などは一切感じず、
中学三年生の少女の視点で淡々とあるがままに描かれており、家族の形が歪んでゆく様は深く突き刺さるものがありました。
今村先生の作品は、以前ご紹介させていただいたこちらの作品もオススメです☆
こんな人にオススメ
今村先生のファンの方
岡田将生さんや高良健吾さんなど、映画版のキャストのファンの方
家族のあり方について考えさせられる作品を読みたい方