こんばんは、ちわぷ〜です!
年内に全作品を読む事を目標にしている今村先生の作品ももう残りわずか…
本日ご紹介させて頂く作品もシュールながら深く考えさせられる作品でしたので、ご紹介させていただきます☆
「あひる」 今村夏子(著) KADOKAWA
あらすじ
知人に頼まれてアヒルを飼う事になったある家族。
あひるは「のりたま」と名付けられ、近所の子供たちに可愛がられる。
しかし、ある日のりたまが体調を崩してしまったのだが…
(「あひる」)
上記含め、三本の家族を題材にした短編を収録。
今村夏子が描く歪んだ家族たち
本作品に登場する家族は「星の子」を彷彿とさせる歪な形。
特に「あひる」は今村先生の持ち味が活かされていて、面白くも考えさせられる内容でした。
「おばあちゃんの家」は、こんな設定の作品もあるんだな〜とこちらも奇をてらっているわけではないのだけれど、斬新な切り口。
改めて力のある作家さんだな〜と思いました!
まとめ
アヒルという可愛らしい動物を通して軽いタッチで描かれていきながら、家族について深く考えさせられる作品でした。
所々に入ってくるイラストも心に残る作品でした!
サクサクと読めてしまい、まったく長く感じませんでした(^ ^)
今村先生の作品は以前取り上げたこちらの作品もオススメです!
こんな人にオススメ
今村先生のファンの方
家族について考えさせられる短編集をお探しの方
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