こんにちは、ちわぷ〜です!
芥川賞を受賞した「コンビニ人間」が衝撃的だった村田沙耶香先生。
年末年始に村田先生の気になっていた作品を読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆
「しろいろの街の、その骨の体温の」 村田沙耶香(著) 朝日新聞出版
あらすじ
とある開発途上のニュータウンに住む小学校4年生の結佳。
ある日、結佳は同じ習字教室に通う伊吹をおもちゃにしたい衝動に駆られ、伊吹とキスをする…
思春期特有のざわざわ感
小学生時のエピソード、中学生時のエピソードとありますが、どちらも思春期ならではのざわざわ感に満ちた心情の描写が丁寧で、「あっ、それ分かる〜!」という事が多く懐かしい気持ちになりました。
あの頃って、なんであんなに色々と気にしちゃってたんでしょうね…
開発途上のニュータウンという設定も面白くて、ニュータウンならではの描写も良いアクセントになっていました!
まとめ
ニュータウンを舞台に、丁寧な心情描写、あるある分かる〜!という思春期特有の空気感、そしてどこにでもいそうな共感できる主人公の初恋という、
どこにでもありそうな物語に思えそうですが、小学生編より独特なストーリー進行をしてゆきます。
クセが良いアクセントになっていて、読みやすく味わい深い作品になってます。
村田先生の作品は、以前取り上げたこちらの作品もオススメです☆
こんな人にオススメ
村田先生のファンの方
ニュータウンを舞台にした作品に興味のある方
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