こんばんは、ちわぷ〜です!
最近よく読む様になった小川洋子先生の過去作品。
本日は、えっ、どういう事?と気になったタイトルの作品を読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆
「寡黙な死骸 みだらな弔い」小川洋子(著)中央公論新社
内容
一作20数ページの10編の短編が楽しめる短編集。
心臓を入れるカバンを作る職人の話や、どこか死の匂いを感じさせる不思議な短編など、少しダークで怪しい魅力を持った作品が多い印象。
ダークな世界観と美しい言葉のミスマッチが良い!
本作はあまりにもタイトルが強烈だったので興味を惹かれ、前知識ナシで読んでみましたが、小川先生の作品の中では読みやすい作品だな〜と思い、
今まで小川先生の作品に触れた事がない方にもオススメできる短編集でした☆
ちょっぴりダークな作風の短編に小川先生の最大の魅力ともいえる、美しい言葉のミスマッチが意外や意外、ステキな化学反応を引き起こしており、今まで読んできた小川先生の作品の中でも指折りに好きな作品でした^ ^
個人的には、「眠りの精」が一番好きで、同じ短編集の中の他の作品とちょっぴりリンクしているのですが、何とも言えない心をかきむしられるような感覚と言いますか…
どこかノスタルジーな気持ちにさせられる作品でたまらなく好きでした☆
まとめ
ぶっとんだタイトルではありますが、読みやすい短編集です!
少しダークな世界観で統一されていますが、それぞれの作品に素敵な魅力があり、
1作品20数ページとは思えないほどの深みがありました^ ^
タイトルで敬遠していた方も、安心してお読みください☆
小川洋子先生の作品は以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
小川先生のファンの方
ダークな世界観の作品が好きな方