こんばんは、ちわぷ〜です!
近々ドクター伊良部シリーズの新刊が発売予定の奥田先生。
新刊を待ちながら、過去作をまとめた短編集を読んでみましたので、ご紹介させていただきます!
山田太一さん、イッセー尾形さんなどとの対談も収録された、ファンには必見の内容でした☆
「ヴァラエティ」 奥田英朗(著) 講談社
あらすじ
夫婦での帰省中、なぜかヒッチハイカーを乗せてしまう妻。
小さな車の中に、どんどんどんどん面倒事が詰め込まれてゆき…
(「ドライブ・イン・サマー」)
上記含め7つの短編(ショートショート含む)と山田太一さん、イッセー尾形さんとの読み応えたっぷりの対談も収録!
作家が短編を書く理由とは?
あとがきでその理由を奥田先生が語っており、えっそんな感じなの!?とちょっとびっくりしました(笑)
そんな諸般の事情により奥田先生が各社で書いて、ふんわり浮いていた短編を奥田先生を担当する講談社の方の鶴の一声で一冊の本にまとめ出版される運びになったのだとか!
あとがきまで楽しませてくれる作品でした^ ^
*単行本の方で読んだので文庫版の方にもあとがきがあるかは分かりませんが…
まとめ
個人的には、奥田先生らしいドタバタ喜劇が楽しめる「ドライブ・イン・サマー」
子供の頃のノスタルジーに浸れ、切なさで胸が締め付けられる様な「夏の日のアルバム」
この2作が好きでした!
「夏の日のアルバム」は子供の頃の親戚が集まった時のあの空気感がよく再現されていて、あとがきによると奥田先生の少年時代の体験をモチーフにされているとか。
非常に胸に来るものがありました。
「ふぞろいの林檎たち」の脚本家の山田太一さん、イッセー尾形さんとの対談では作品作りの部分が掘り下げられていて、ファンにはたまらない内容でした(^ ^)
奥田先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
奥田先生のファンの方で、貴重な対談なども読みたい方