ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

屋上の開放的な様で、どこか閉ざされた閉鎖的な空気感「屋上ミサイル」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

本日ははじめましての作家さんなのですが、

名作を数々輩出した、「このミステリーがすごい!大賞」の大賞受賞作をご紹介いたします☆

「屋上ミサイル」 山下貴光(著) 宝島社

あらすじ

美術の課題のために屋上に登った高校二年生のアカネは、リーゼント頭の不良である嘉人、願掛けをしており一言も喋らない淳之介、ある願望を抱いた啓太と知り合う。

 

”屋上部”を結成した四人は次々と事件に巻き込まれてゆくのだが…

屋上の開放的でありながらも、どこか閉鎖的な空気感

青春感が強めのタイプのミステリーでした!

 

大学時代、よく屋上に溜まっていたので、空気感が非常に懐かしく、

屋上の開放的でありながらも、閉ざされてどこにもいけない感じの閉鎖的な空気感が思い出され、個人的には学生時代を思い出して懐かしい作品でした!

 

ストーリーは王道な感じで勢いがあり、キャラクターの個性が一人一人立っていて、

正統派の青春ミステリーになっていました☆

まとめ

このミステリーがすごい!」大賞受賞作で、王道でありながらも作家さんの個性がきちんと出ている青春ミステリーでした!

 

屋上という場所に思い入れがある方は、作中に流れる空気感ごと楽しめる作品になっているかと思います(^ ^)

 

このミステリーがすごい!」大賞受賞作は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆

chiwawatan.hatenablog.com

 

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こんな人にオススメ

山下先生のファンの方

屋上という場所に思い入れが強い方