こんばんは、ちわぷ〜です!
本日は浅田次郎先生の歴史ミステリー作品をご紹介いたします!
万里の長城を舞台にした、なかなか無いタイプのミステリー作品でした!
「長く高い壁」 浅田次郎 KADOKAWA
あらすじ
1938年。従軍作家として北京に派遣されていた探偵小説作家の逸馬は、軍の要請により万里の長城に向かう。
そこでは分隊10人が全員死亡するという、不可解な事件が起きていた…
歴史を伝えると共に、手に汗握るミステリー
戦時中の万里の長城を舞台にしたミステリー小説という、一風変わった設定の本作ですが、ミステリー作品としての質の高さはもちろん、あまり知られていない万里の長城周辺での戦時中の出来事が知れて、埋もれていた歴史を掘り起こした貴重な一冊だと思います!
探偵小説作家が謎を解き明かしていくミステリーなので、形としては探偵小説ものに近い物があるのですが、謎を追い浮かび上がってくるのは戦争の悲惨さ。
それも辺境の地で、取り巻く状況もまた違い、ある種のクローズドサークルと化した万里の長城で繰り広げられた事件で、極限に近い状況で最後まで手に汗握る作品でした!
まとめ
良質なミステリー作品であり、戦時中の万里の長城周辺の事なども知れる、歴史的にも貴重な一冊でした!
楽しみながら読めて、歴史も学べる有意義な時間でした。
手に汗握るミステリー小説を読みたい方は、ぜひ歴史の勉強にもなるので手にとってみてください^ ^
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こんな人にオススメ
浅田先生のファンの方
手に汗握るミステリーを読みたい方
戦時中の万里の長城周辺に興味のある方