ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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イヤミスの”イヤ”な部分を多めに感じたい方へ!「少女」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

読書のローテーションを考えるにあたって、コメディと時代小説の間くらいに何故か一冊挟みたくなってしまうのがイヤミスだというのは私だけでしょうか?

昨日の晩御飯は和食、明日は洋食だから今日は中華にしよう!みたいな感覚です(笑)

 

本日はイヤミスの中でも、”イヤ”な部分が好きな方にオススメの作品になります☆

「少女」 湊かなえ(著) 双葉社

あらすじ

高校2年生の夏休み前、由紀と敦子は、転校生の紫織から親友の自殺を目撃した事があるという話を聞く。

その話を聞き、人が死ぬ瞬間を観たいと思い始める由紀。

自殺を試みた事がある敦子は、死に触れる事ができれば、強い自分になれるのではないかと考える。

 

由紀は病院で少年の死を、敦子は老人ホームで老人の死を目撃しようとするのだが…

イヤミス好きはきっとハマるダークさ!

湊先生の作品の中では、ミステリー感が薄めな部類の作品かと思いますが、

イヤミス好きな方で、イヤな部分を濃い目に感じたい方にはもってこいの作品かなぁ〜と思います!

 

どこか影を背負った高校生二人が死に触れるという物語で、湊先生の死生観を強く感じる事ができる作品でした!

湊先生の思考を感じられる作品なので、どちらかというと、湊作品が初めましての人よりは、湊先生の作品を読まれた事がある方向きの作品かなと思いました!

 

文学的でなんかとっつきにくそ〜という方は、実写映画版もあって、そちらも原作のカラーを尊重した質感の作品になっていますので、そちらもオススメします☆

まとめ

イヤミスの”イヤ”な部分がたまらなく好き!という、

湊かなえファンの方にはドンピシャの作品です!

 

人の死とは?命とは?

ダークさがありますが、深い読後感のある物語でした!

 

湊先生の作品は以前オススメしたこちらの作品もオススメです!

こちらは湊先生の作品が初めてという方にも読みやすくてオススメです^ ^

chiwawatan.hatenablog.com

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こんな人にオススメ

イヤミスが好きな方

湊先生のファンの方