ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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憎らしくも愛おしい、チャラ男という生命体「御社のチャラ男」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

先月取り上げさせて頂いた「沖で待つ」が面白かったので、また絲山先生の作品を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます!

特に前情報なく、気になるタイトルの本を手に取ってみました☆

chiwawatan.hatenablog.com

「御社のチャラ男」 絲山秋子(著) 講談社

あらすじ

どこの会社にも何故か生息している”チャラ男”

 

ビネガーやオリーブオイルなどを取り扱う小規模な会社にも、それはいた。

チャラ男とその周囲の人々を描く連作集。

チャラ男という生き物は、一体なんなのか?

本作は事前情報全くナシで手に取ったのですが、タイトルから面白おかしい感じなのかな?と思っていたのですが、

会社を舞台にした話なので、どちらかと言うと、お仕事小説とか、会社員小説みたいなイメージでした!

 

また、チャラ男感はイメージしていたよりはマイルドめで、個人的にはこれってチャラ男っていうジャンルに入るのかな?と思うところもあったのですが、

でもでも、あ〜いるいる!こういう人ら〜!

って感じでした^ ^

 

改めて思うと、チャラ男という生き物は本当に不思議。年齢に限らずどこの組織にも一人くらいはいて、女性の敵!と思われがちですが、別にそんな事もなく、

嫌われてるのかと思いきやそんな事もなく、何となく楽しそうに生きていて…

 

仕事のできるチャラ男、仕事のできないチャラ男、一体全体なにを考えてるのかよく分からないチャラ男…

いろんなチャラ男がいますが、みんなオンリーワンです☆

まとめ

会社員小説、お仕事小説というイメージで手に取って頂ければと思います。

群像劇とも言っていい程、多くの人々の視点で描かれていて、それぞれ立場も違うのですが、

 

働いている人、何らかの組織に属している人ですと、どこかしら共感できる内容になっているかと思います☆

 

ダメんず好きな方には、以前オススメしたこちらの作品がオススメです☆

chiwawatan.hatenablog.com

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こんな人にオススメ

絲山先生のファンの方

チャラ男に何らかの思い入れがある方