こんばんは、ちわぷ〜です!
先日、伊勢参りをしていた犬”おかげ犬”を扱った作品をご紹介いたしましたが、
本日はその続編で、四国の金毘羅参りをしていた”金ぴら犬”を扱った作品をご紹介致します☆
本日は続編になりますので、まだ前作を未読の方は先日オススメしたこちらの記事から読んで頂けますと幸いですm(__)m
「駄犬道中 こんぴら埋蔵金」 土橋章宏(著) 小学館
あらすじ
無事に伊勢参りを済ませた辰五郎たちは、金ぴら参りとの使命を受けた犬の翁丸(おきなまる)と共に四国の金毘羅を目指す。
お宝、様々な因果、そして手に汗握るバトル…
前作を上回るスペクタル!
金ぴら参りとおかげ参り
続編というよりは、前作からそのまま旅を継続している形なので、前後編といった形で、2つで1つの作品といったイメージです!
前作のテーマだった伊勢神宮のお伊勢参りは有名で、現代でも行く人も多く、時代小説のネタにもなっていますが、
四国の金毘羅さんに関しては、私の様に関東にルーツを持つ人にとっては馴染みが薄いかもしれません。
私も昨年、本作の題材になっている金ぴら犬に興味を持って調べるまではよく知らなかったのですが、現代でもとっても賑わいのあるところで、名物の長い長〜い石段があって、
江戸時代の頃は、お伊勢参りと双璧をなす人気だったとの事です!
清水の次郎長の子分、森の石松が次郎長の代わりに金ぴらさんに代参したのは、時代小説好きにとってはメジャーな話ですね^ ^
人が代わりに行くだけでも逸話に残るくらいなのに、それを犬がこなしていたなんて、びっくりです!
ネットで見てみると金ぴら犬に関してもけっこうプッシュされているみたいなので、
犬好きとしては是非とも一度行ってみたいところです☆
まとめ
「超高速!参勤交代」の脚本家が贈る、読みやすいエンタメ時代小説シリーズです!
文字がびっしり詰まっているわけではなく読みやすいですが、小ネタはびっしり詰まってて旅の名物などの小ネタを読んでると実際に行ってみたくなります☆
サクサクと読める作品ですので、前作と併せても本を読み慣れている方であれば、それほど長く感じないと思いますので、お伊勢参りや金ぴら参りに興味のある方は、是非トライしてみてください(^^)
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こんな人にオススメ
土橋先生のファンの方
前作のファンの方
コミカルな時代小説を読みたい方