こんばんは、ちわぷ〜です!
夏の終わりに勝手に開催中の読んだ事ない芥川賞作品を読んでみようフェア!
本日は何やら印象的な表紙の作品をチョイスしてみました☆
「冥土めぐり」 鹿島田真希(著) 河出書房新社
あらすじ
子供のころ、家族で訪れた海辺のホテル。
そこは、家族が大切な時間を過ごした特別な場所だった…
私の読むタイミングに合っていなかっただけなのだと思います
人間、感じ方ってその時々。
同じものでも、その時のバイオリズムで受け取り方は変わってしまう。
同じ銘柄のビールでも、人間って気候によって味覚も変わるらしく。
同じ物と感じてもらう様に、季節毎に微妙にテイストを変えてるみたいな話を聞いた事がありますが、小説はそんな事もできず。
出会うタイミングって大事だし、そんな不確かな読者へ向けて書いている先生方のご苦労は想像すら及ばない境地です。
繁忙期で長編が難しいので、短めの作品をという事で最近は芥川賞受賞作を多めに読んでいて、また芥川賞受賞作ってそんなスキマ時間でも楽しませてくれるのですが、
たぶん、この作品に関してはたっぷりなゆとりのある時間の中で、あえて芥川賞作品を読むぞ!って時にこそ、真価を発揮したんだろうな〜と思いました(>_<)
芥川賞受賞作って、刹那的な作品が多い様な気がするのですが、
この作品って、ちょっと異彩。
まだまだ勉強不足で、この手の類の芥川賞受賞作は初めてで面食らってしまいました…
また時間が十分取れる時に読み直したい&他の方がどんな風に感じたのか気になる作品でもありますので、先輩方の書評ブログをチェックしてみたいと思いました☆
まとめ
文章的には読みやすいタイプの芥川賞作品。
けど、行間が深い作品ですので、お時間がある時に1行ずつゆっくりと読んで頂くのが良いかなと思います!
面白いと思った作品でもなかなか無いのですが、この作品に関してはまた読み直したいと思う作品です☆
芥川賞受賞作は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
時間にゆとりのある方
鹿島田先生のファンの方