おはようございます、ちわぷ〜です!
本日は芥川賞受賞作!初めましての先生になります!
なかなか人物設定が面白い先生でした☆
「しょっぱいドライブ」 大道珠貴(著) 文藝春秋
あらすじ
海辺の田舎に住む34歳のミホは、父親くらいの年齢の九十九さんとドライブしている。
ミホとミホの家族は九十九さんにお金を借りていて、九十九さんはお金に限らず人が良すぎる。
ミホと九十九さんの関係はどうなっていくのだろうか…
(「しょっぱいドライブ」)
表題作含め、3つの作品を収録。
キャラクターの組み合わせが面白い!
まず芥川賞を受賞した表題作に関して、
読みやすいタイプの芥川賞受賞作で、小難しさもナシ!
逆に言えば、そこまで中身を求められてしまうと厳しいかも知れません(笑)
それは、収録されている三作共通して言える事ですね。
この先生の特徴としておおっとなったのが、人物の組み合わせがウマいという事。
特に三作の中では一番短い短編の「富士額」という、
家出少女と燻っているお相撲さんの組み合わせは非常に面白く、
なかなか見ない組み合わせで目を奪われるものがありました。
(内容的にはPTAを敵に回し過ぎてる感があって、どうなのかというのはありましたが笑)
芥川賞を受賞した表題作も同じで、人物の掛け合わせが本当にウマく、それでいて無理がない。
個人の好みとしては、今回の三作品はストーリー的にはグッと来るものは無かったのですが、この先生の人物の作り方は好きなので、もしかしたら合うかもしれないので、また読みたいな〜と思いました☆
まとめ
読みやすいタイプの芥川賞受賞作品で、人物の設定と組み合わせがユニークです。
刺さらない人にはまったく刺さらず、刺さる人には本当に深く刺さる様な作品を書かれる作家さんというイメージです。
ノーマークの先生でしたので、また別の作品もゆっくり読んでみようと思います(^ ^)
芥川賞受賞作は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
大道先生のファンの方
小難しくない作品作品を読みたい方