こんにちは、ちわぷ〜です!
なぜか定期的に京都に行きたくなります!
「飛んで埼玉2」で比叡山ネタを聞いてからは特に(笑)
そんなわけで、今回は京都を舞台にした作品をチョイスしました^ ^
本日は意外や意外、色々読ませて頂いているのですが、本ブログでは初登場!
万城目先生の最新作をご紹介いたします☆
「八月の御所グラウンド」 万城目学(著) 文藝春秋
あらすじ
先輩が離脱してしまい、急遽私はランナーに選ばれて…
(「十二月の都大路上下ル」)
京都大学に通う僕は彼女に振られて寂しい夏を送っている。
お金を借りた友人に草野球の参加を求められて、奇妙な草野球大会に関わる様になり…
(「八月の御所グラウンド」)
意外にも京都を舞台にした青春物は久しぶりらしい!
今回なぜこの作品をチョイスしたかと言いますと「鴨川ホルモー」の作家が書く京都ならハズレナシだろう!という判断からでした^ ^
表題作から夏っぽい雰囲気を感じるかも知れませんが、12月を舞台にした作品との二本立てなので、あまり季節感は考えなくても大丈夫です!
個人的には、表題作より十二月の方が好きでした。
まず、駅伝にあまり興味がないので、都大路駅伝という物自体を初めて知ったのですが、作家さんの持ち味である小気味良い文章が冴え渡り、短くまとまっていて素晴らしい青春物でした!
表題作の前に持ってくるだけあって、完成度の高い作品でした!
続編も出そうな雰囲気なので、やってくれないかな〜と^ ^
表題作の方に関しても期待通りのテイスト!「鴨川ホルモー」とか、他に京都を舞台に描かれている森見先生の作品なんかが好きでしたらこの雰囲気は好きだと思います^ ^
京都御所には仕事で行った事があったのですが、中にグラウンドがあったとは驚きでした!
ちなみに、グラウンドに対抗してどうでも良いトリビアですけど、京都御所の奥の方の門には、幕末の蛤御門の変の時の鉄砲の跡が今も残ってたりします!
十二月が思いのほか良かったのですが、こちらもなかなか良かったです☆
まとめ
京都を舞台にした青春小説の二本立て!京都を描かせたらまずハズレナシの安定した作家さんです!
夏と冬の話なので、季節感気にせず、是非読んでください^_^
都大路駅伝は今年は12月24日みたいなので、今作きっかけで見たいな〜と思いましたが、見事に仕事と被り…
速報見ながら気にしつつ仕事してるかと思います^^;
どちらの作品もそれほど長くなく、読み慣れている方でしたら二つまとめて3時間もあれば充分かと思いますので、お休みの日に半日だけ読書した〜いという方にもオススメです☆
京都を舞台にした作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです!
こちらはクリスマスの京都が出てきますので、丁度良い時期です☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
京都を舞台にした青春小説を読みたい方
万城目先生のファンの方