こんにちは、ちわぷ〜です!
年末年始は休みなくお仕事!けど読書はやめません!
年末の読み納めと年始の読み始めをどの作品にしようか検討中です!
いっそのこと年を跨いで長編を読むのもありですね(^ω^)
先日読んだ短編集が面白かったので、ちょっぴり古めの作品ですが、また横山先生の短編集を読んでみました☆
「真相」 横山秀夫(著) 双葉社
あらすじ
将来のある息子を殺されてしまった家族。
犯人は捕まらず時間だけが流れ諦めていたが、ある日犯人が捕まる。
そして、息子の死の”真相”が明かされてゆき…
(「真相」)
上記含め、5つの社会派ミステリーを収録。
今回は警察ではなく、社会派なネタ!
社会派のネタといっても、作中でも描かれている様にインターネットがお茶の間に普及したくらいの時期に書かれた作品。
旬なネタではないので、どうかな〜と思いつつ読んでいたのですが、心配した事が失礼なくらい今読んでも読むに耐える、普遍的かつ重厚な作品の数々でした!
表題作も良かったのですが、一番好きだったのはある村の選挙を描いた「18番ホール」!ある事がきっかけで全てを賭けて選挙に出馬する、といった話なのですが、選挙という題材が横山先生の深い人間ドラマにぴったり!
しっかりと人間が描かれていて短編ながらも読み応え十分でした(^ω^)
警察ものが人気の横山先生ですが、今回は警察が主人公の作品はないので、謎解きは少なめ。けど、しっかり人間を書ける作家さんですので、こういった形のミステリーも良いですね!
まとめ
粒揃いの社会派ミステリーの数々。少し古めな作品で、作中に一本あるインターネットネタは少し古く感じてしまうかも知れませんが、描かれているのは普遍的な事ですので全然楽しめますよ〜^ ^
他のスマホが出てこないくらいで、全編通して古いって感じはありませんので、ぜひお気軽に読んでみてくださ〜い☆
横山先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチッとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
社会派ミステリーを読みたい方
横山先生のファンの方