こんにちは、ちわぷ〜です!
今年もクリスマスの約束はやってなかったみたいで、ちょっぴり残念です…
なんでか知りませんが、年末年始は心が荒んでいるわけでもないのに、ダークなものを読みたくなります!(でも、怖いの嫌だ)
そういう作風の作家さんで思い当たったのは、やはり我孫子武丸先生!
世間はクリスマスだというのに、おぞましい系の作品を一気読みしてました(笑)
「修羅の家」 我孫子武丸(著) 講談社
あらすじ
犯行現場を不思議な年配の女性、優子に目撃された晴男は、優子に家へ連れていかれる。そこには、異様な”家族”が暮らしていて…
第一文からしてダーク過ぎる!
最初の一文で既にダークで軽く混乱しながら読み始めました(笑)
そして、そこからの怒涛の展開に章が変わるまではもうパニクリながら読んでました!
この頭の混乱こそ、我孫子先生に求めていたもの!
どう見ても万人受けではないダークな物を読みたかった!
並の作家さんですと、本を閉じたくなってしまう展開なのですが、我孫子先生は文章が上手くて引きつけて離さない!
そして、伏線の貼り方も本当にうまい☆
優子という名は体を全然表していない異様な女性が仕切る異様な”家族”
なんとなく、「ミッドサマー」を見た時のあの何とも言えない胸騒ぎを思い出しました。
ダークな我孫子先生の作品だと、やはり「殺戮にいたる病」がメジャーではありますが、そことの比較で言うと
文章の読みやすさに関しては「修羅の家」
どちらもおぞましい話ではありますが、内容で言ったら「殺戮にいたる病」の方がミステリー感が「修羅の家」よりもあるので、取っ付きやすいかな〜(でも万人ウケするネタではないけど)といった感じです^^
我孫子先生のファンでダークなものもボチボチ〜といった方は「殺戮にいたる病」で慣らすのもアリだと思いますので、よろしかったら以前ご紹介した下記の記事を読んでみてください☆
まとめ
異様過ぎる”家族”を描いた、おぞましい系のミステリー!
文章の上手さは折り紙付きです(^ ^)
万人ウケはしないネタになりますが、ちょっとおぞましい系を読みたい気分の時にでもぜひご検討くださーい☆
我孫子武丸先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
おぞましい系のミステリーを読みたい気分の方
我孫子先生のファンの方