こんにちは、ちわぷ〜です!
お正月明けに上げようとしていた記事ですので、若干タイムラグがありますが、
私は何やかんや忙しく正月太りは解消しつつあります!
下記よりタイムラグ発生してます^^;
暖冬とはいえ冷え込んで来て、ようやく冬っぽさを感じ、お鍋とか寒い冬ならではのおいしい物を食べまくり、順調に肥えてきております(^◇^;)
本日はそんな冬にぴったりなタイトルの作品を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます☆
「雪沼とその周辺」 堀江敏幸(著) 新潮社
あらすじ
間もなく閉店を迎えるボウリング場の最後の営業日。客が全く来ず、そろそろ閉めようかという頃にカップルがトイレを借りに来店し…
(「スタンス・ドット」)
山間の町を舞台に描く、静かな情感漂う7つの連作短編集。
静かに文学と向き合いたい時にオススメ!
小川洋子さんとのコラボ作で興味を持った堀江先生。
淡麗な文章に文学的な美しさを帯びた言葉の数々。
もう目で文字を追っているだけで癒されてしまいました。
あらすじで取り上げた作品が一番好きでした!
説明しようとすると、過不足なく3行くらいでまとまってしまうストーリーなのですが、そこにとてつもない深みを感じる文章。
これぞ文学といった感じ。
何となく正統な文学的作品を読みたかったので、この感じを求めて本を開いたので大満足でした!
活字中毒の方にはオススメの作品である一方、文学的な作品はちょっとなぁ〜という方にはオススメできないのもまた事実。
恐らく、本を開いた瞬間の言葉の詰まり具合で、その圧力に対抗できず本を閉じてしまう事でしょう(笑)
やはり、芸術というのは幅広く、正解が無い。
そして、人の気分もコロコロ変わる。
今回、私はこういう気分で本を手に取りましたが、文学的なものはノーセンキューな気分の時も多い。
今はちょっとなぁ〜と思うかもですけど、そのうち今の私みたいな気分になるかもですので、そんな時にでも思い出して頂ければ幸いです☆
まとめ
静かで凛とした正統な文学作品で、静かな冬の夜にぴったりな作品です!
短編集ですが、文字がぎっしり詰まっておりますので、その点ご留意頂ければと思います!
堀江先生読んだ事ないし、どうしようかなぁという方は、小川洋子先生とコラボした下記の作品を試しに読んでみるのもアリだと思います☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチッとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
静かな文学的作品を読みたい方
堀江先生のファンの方