こんにちは、ちわぷ〜です!
今日は1年半振りに登場のお久しぶりの作家さん!
老犬ホームという気になる題材の作品を読んでみましたので、ご紹介いたします☆
「さいごの毛布」 近藤史恵(著) KADOKAWA
あらすじ
人付き合いが苦手な智美は友人の紹介で住み込みで老犬ホームで働く事になる。
そこで智美は犬を取り巻く人間のエゴを知り…
幸せな犬ばかりではない現実
老犬ホームという物をまったく知らなかったのですが、まだまだ認知されていないものの調べてみたらチョコチョコ各地域にあるみたいでした。
作中でその部分は詳しく語られているので、ネタバレにならない様にあまり細かくは触れませんが、おウチでずっと一緒が一番に決まってますが、様々な状況の人がいる中、そういった施設も一つの選択肢として必要なんじゃないかなぁと思いました。
ただ、作中から察するに老犬ホームって経営が難しそう…
そして皮肉な物にまだまだ認知されていないって事は、言い換えればそれだけ幸せな犬が多いという事でもあるんじゃないかと思います。
けど、ボランティアじゃないんだからある程度の犬が集まらないとそこで働く人は暮らしてゆけず、万が一の選択肢である老犬ホームも減っていってしまう…
何とも悩ましい問題です。
まとめ
あまり世間に知られていない老犬ホームを舞台に、心温まり、そして何とも言えない切なさのある一冊。
老犬や孤独な犬を取り巻く環境を学ぶ良い機会になりました。
近藤先生は他にも犬を題材にした作品を書かれている様ですので、また他のも読んでみます^ ^
近藤先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
老犬ホームに興味のある方
犬について学びを深めたい方
近藤先生のファンの方