こんにちは、ちわぷ〜です!
アパルトマンっていう響きが何となくオシャンティーで憧れてしまう、おフランス!
今日は別におフランスの話ではないのですが、東京のちょっぴり落ち着いたところに佇むフランスアパルトマン風のマンションで繰り広げられる心温まる物語をご紹介いたします☆
「マンション フォンティーヌ」 小路幸也(著) 祥伝社
あらすじ
小説家としてデビューした晃は、壮絶な人生をくぐり抜けてきたらしい?リアーヌさんというフランス人大家さんがいる墨田区鐘ヶ淵にあるマンションフォンティーヌに入居を決める。管理人の男性は何やら訳ありの様子…リアーヌさんの壮絶な人生とは?
フランスのアパルトマン風のマンションで繰り広げられる、心温まる物語。
初期作品からメッチャグレードアップしてました!
何だか上から目線に取られてしまいそうで恐縮なのですが、本作は完全にジャケ買い。
特に作家名は気にせずに帯の煽り文句が気になって読む事にした作品で、小路先生の作品という事は後々知りました。
小路先生の作品は初期のものは読んでいたのですが、青春物のイメージが強くてこの手の様々な人生を抱えた人らが集まる群像劇のイメージはなかったのですが、けっこう好きな感じでした!
作中メチャクチャ何か起きるってわけではなく、空気感を楽しむ類の作品だと思うのですが、だからこそ作家の力量が試されて、一歩間違えば本当に何も感じない作品になるという危うさすらある様な気がします。
その中で小路先生が描く本作は、ちゃんと空気感が描けてて良かった。初期の作品よりかなりグレードアップしている気がしました!
フランスのアパルトマン風のマンションっていう設定も良かったと思います。もうそれだけで作品の空気感が漂い始めてきます☆
まとめ
フランスのアパルトマン風マンションで繰り広げられる、派手さはないし大きな物事は起こらないのだけれども、空気感が良い作品です!
本当に大きな出来事は起こらないので空気感を楽しめるか否かといった作品になりますので、フランスのアパルトマンの雰囲気が好きな方だったら是非!って感じの作品です(^ ^)
やたらとアパルトマン推しの記事になってしまいましたが、とりあえずアパルトマンって響きが好きすぎて、アパルトマンって書きたいだけでした(笑)
小路先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
フランス風マンションで繰り広げられる物語が気になる方
小路先生のファンの方