こんにちは、ちわぷ〜です!
最近よく読ませて頂いている小川糸先生。
今回はステキな表紙の作品をチョイスしてみました!
この表紙を見て何となく優しい物語なんだろうなぁと思ったそこのアナタ!
度肝を抜かれてしまうかも知れません…
「とわの庭」 小川糸(著) 新潮社
あらすじ
とわは、生まれながらに盲目の少女。
それでも母親の愛に包まれて、とわは幸せだった。
家の敷地内だけで生活をし、外の世界を知らない。家の敷地の中だけにとわの世界はあり、世界を広げる事をとわも望んでいない。
だけど、幸せは永遠には続かない…
甘く、優しく、切ない毒…
あぁ、ネタバレしたい…(しませんけどね)
書評記事にあるまじき、そんな事を思わせてくれるほど、裏をかかれてしまいました…
推しキャラすらも書くのが憚られる…
それで先の展開を読まれたくもない…
今回の主人公は盲目の少女、母親との幸せな時間、そしてハートフルな表紙…
きっと優しい物語、と思って読むが、まるで甘い飴玉の真ん中に唐辛子が入っている感じの刺激的な毒…
でも、トータルとしてはパッケージの様な優しい気持ちになってしまう…
感情を大きく揺さぶってくる作品でした!
救いが無い部分、やるせない部分もあり、これは好みが分かれそうではありますが、私的には好き!
違う作家さんですが、よしもとばなな先生みたいな作品が好きな方でしたら、好きなんじゃないかな〜と思いました!
ちなみに、ばなな先生はこちらがオススメです☆
まとめ
小川先生らしい優しさに包まれた物語の中に、とんでもない毒が混ぜられている作品。
だからこそ人生って素晴らしいという事を感じさせてくれる物語でした!
好みは分かれるので、もしまだ小川先生の作品を読まれた事がないという方は、以前オススメした下記の作品がとっても読みやすいのでオススメです☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければポチッとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
優しいだけじゃない物語が読みたい方
小川先生のファンの方