こんにちは、ちわぷ〜です!
また江國先生の作品を読みたいな〜と思って探してみたところ、気になるタイトルの作品がありましたので読んでみました!
どんな作品だか全く想像がつきませんでしたが、読んでみたら江國先生ならではの視点で描いたファミリーものでした☆
「流しのしたの骨」 江國香織(著) 新潮社
あらすじ
各々、ちょっぴり風変わりな6人家族、宮坂家。
その幸せで、愛おしい日常を静かに描いてゆく。
静かに淡々と積み重なる家族の時間
タイトルから中身がまったく想像できなかったのですが、本を開いてみたら江國先生ならではの視点で描いたファミリーもので、私の好きなタイプの静かに淡々とといった作品でしたので当たりでした!
一人一人の家族の雰囲気、距離感、言葉のセンス、どれを取っても及第点以上!
ただ、非常にバランスの取れた作品である一方、何となく変わった雰囲気が漂っている作品にも関わらず、どことなく平均的な作品という風に感じられる方も多い様な気はします。
やはり、そこはこういった淡々とした作品が好きか好きじゃないかに左右される気がします。
「号泣する準備はできていた」の印象が強く、激情的なイメージのあった江國先生ですが、こういう作品も書き分けられていて、個人的にはスゴイなぁと思います。
思えば号泣も静かに燃える様な部分もあり、全然方向性は違うのだけれど、どちらも何だか江國先生っぽくて良いなぁと思いました☆
まとめ
静かに淡々な物語が好きな方には合っているし、そうじゃない方はごめんなさいといった感じの作品という印象です。
やはり力のある作家さんだなぁと再認識したので、またそのうち違う作品も読みたいなぁと思います☆
江國先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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