こんにちは、ちわぷ〜です!
食事中、アマプラで「ぼっち・ざ・ろっく」を見ていて、半月掛かりでようやく見終わったのですが、メチャクチャ面白かったです!
女子高生のガールズバンドだと、学生の頃に見た「けいおん!」のイメージが強くて、あれを越えるのは難しいでしょ〜と思い長らく見てなかったのですが、
「けいおん!」とはまた違った感じで面白かったです!
ヒロインの名前とか、各話のタイトルがアジカンな感じで、あ〜学生の頃アジカン好きだったな〜と思い出してみたり、ライブハウスという場所を通して濃ゆい大人と交流をしてゆく感じが良かったり、
なんてゆうか、細かいところまで全部良かったです!
そして、ラストのラストのあの曲…やはり良いですね〜
なんか総集編の劇場版が前後編であるらしく、それも気になりますが、
これだけ面白かったら是非2期をやって欲しいな〜と思いました^ - ^
そして、久々に「けいおん!」も見たくなりました☆
さて、今週の天草四郎関連の書籍は、重厚な正統派作品です☆
「寛永の契-小説・天草四郎の乱-」 加来耕三(著) 講談社
あらすじ
ストーリー自体はオーソドックスな島原の乱。
セリフに活劇時代劇っぽい勢いがあったり、島原の乱の黒幕に付いての言及があったり、正統派でありながらセンス良く崩している。
正統派の崩し方
時代小説の崩し方は難しい。
何せ、歴史はもう決まっているわけで、崩すにせよ選択肢は少なく、そして突拍子の無い事をやり始めてしまうと、それは時代小説ではなくただのファンタジーになってしまう。
かといって、正統で骨太な作品を書くのも難しい。あらすじはもう決まってしまっているので誰が書いても同じ様なものになりがち。
骨太な作品にする為に各作家さん工夫しますが、それが天草四郎という題材であれば、例えば現地の方言を入れてみたりとかのアプローチになるかと思います。
今作はその点、正統で骨太な作品と言えるかと思います。
ストーリーは崩さず、セリフを活劇っぽくする事によって、暗くなりがちな中盤を持たせ、そして黒幕についての作者の解釈を入れてくる。
とてもちょうど良い塩梅。
ただ、正統で骨太な時代小説こそ、時代小説初心者にとってはとっつきにくい作品になってしまう…
万人受けするものって本当に難しいですね。
まとめ
正統かつ骨太で読み応えのある島原の乱!
天草四郎がとても健気な感じに描かれていました!
時代小説好きの方は是非チェックしてみてください☆
天草四郎に興味のある方は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです!
こちらは時代小説初心者の方でも読みやすい作品になります☆
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こんな人にオススメ
重厚な時代小説がお好きな方
天草四郎に興味のある方