こんにちは、ちわぷ〜です!
現在、仕事で調べている離島ネタ!
今年に入ってよく読む様になった小川糸先生が、離島を舞台にした作品を書いているとの事で、読んでみました☆
「つるかめ助産院」 小川糸(著) 集英社
あらすじ
夫が突然姿を消してしまい、まりあは二人で行った沖縄の離島を一人で訪れる。
ひょんなことから、助産院の先生と知り合ったまりあは、妊娠している事を告げられて…
生命の誕生という人類最大の神秘がテーマ!
生命をテーマにした作品が多い様に思う小川先生ですが、今回は命の誕生というテーマ!随所随所でさすがの小川節でした!
はっきりと言及されているわけではないのですが、読む人にちょっと知識があれば、助産院の先生がアイヌの方だという事は想像が付く。
そんな方がひょんな事から沖縄の離島で助産院を立ち上げたというのがまた面白い。
どちらかといえば女性にオススメの作品かな〜と思いました。
今作は女性がメインの作品ですが、女性それぞれが抱えている問題って女性特有のもので、それを男性が読むと必要以上に重たく感じちゃうんじゃないかなぁと。
全体的には小川先生っぽい作品で、ファンは満足する感じだとは思いますが、登場人物の価値観だったり、微妙に味付けが今までの作品とは違い、クセはある様に思いました。
まだ小川先生の作品を読んだことがないという方は、まとめに貼ってある作品を読んでみて、作風が合いそうだったら本作を読む、というのがオススメかな〜と思いました!
小川節を全開で味わいたい!というファンの方には特にオススメしたい作品でした☆
まとめ
沖縄の離島で、アイヌの先生が院長を務める助産院の優しい命の物語!
生命の神秘を描く、小川節全開の物語!
小川先生の作風がお好きな方は、ぜひご検討くださーい☆
小川先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もお薦めです☆
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こんな人にオススメ
離島の助産師に興味のある方
心温まる作品をお探しの方
小川先生のファンの方