こんにちは、ちわぷ〜です！
昨年、「三千円の使いかた」がヒットした原田先生。
本日は、原田先生の最近出た作品を読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆
「喫茶おじさん」 原田ひ香（著） 小学館
あらすじ
57歳の純一郎は喫茶店めぐりが趣味。
おいしいコーヒーと甘いスイーツを求めて時にハシゴまでする。
早期退職し、喫茶店を開くも早々と閉店してしまい、現在は無職で就職活動中。
そんな純一郎に妻は愛想を尽かし、家を出てしまい…
原田先生の中では一番好きな作品！
文章がそこまでぎゅっとしているわけでもなく、それでいて面白みの詰まった作品で、個人的には原田先生の作品の中で一番好きでした！
ヒットした「三千円の使いかた」と趣向を変えてきていて、退職金を半分溶かした純一郎が主人公でも、そこまでお金の話が出てこないのも良かった。
テーマは、生き甲斐、って感じですかね。
主に東京のかなり多くの喫茶店が出てきて、店名の明記は無いものの、恐らくほとんどのお店が実在していて、「○○がエッセイの中で〜」みたいな感じでヒントも出ているのですぐにお店の名前も分かって、実際に行ってみる事ができるのも良いところ。
おいしいコーヒー、甘いスイーツの魅力がたっぷりで、おじさんが主人公でえ〜と思われる方もいるかもですが、カフェ巡りがお好きな若い方も読んでて面白いんじゃないかなと思いました。
57歳にして色々人生の岐路に立たされている純一郎には色々な出来事が起こりますが、ヤケ酒ならぬヤケコーヒー、甘いスイーツを食べている内に機嫌が直るあたりもかわいらしい（笑）
とても読みやすく、シンプルにまとまっていて良い作品でした☆
まとめ
おじさんが喫茶店巡りをするお話ですが、カフェ好きの若い方にもオススメ。
おいしいコーヒーと甘いスイーツは魅力たっぷり！
万人受けする感じの作品ですので、ぜひお気軽にお読みください☆
原田先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
カフェ巡りがお好きな方
原田先生のファンの方
