こんばんは、ちわぷ〜です!
6年振りの長編が刊行され」、話題沸騰中の村上春樹先生。
しかし、気にはなるけど敷居が高く感じてしまっている方も多いのではないでしょうか?
今回は読みやすい鼠シリーズの作品をご紹介いたします(^ ^)
本作単体で芥川賞候補作になっているくらいなので、本作から読み始めてもそんなに気にはならないかと思いますが、お時間がある方は以前ご紹介させて頂いた前作「風の歌を聴け」から読んだ方がより楽しめるのではないかと思います☆
あらすじ
「風の歌を聴け」から3年後。
”僕”は東京で友人と翻訳事務所を経営していた。
ふとした事から、”僕”は1970年に行きつけにしていたジェイズ・バーで、友人の鼠と夢中になったスルーフリッパーのピンボール台”スペースシップ”を探しはじめるのだが…
村上春樹が描く青春の終わり
前作から3年後が舞台で、僕も鼠も3年の時を経て大人となり、前作から続いていた青春に終止符を打つ姿が描かれます。
何とも言えないノスタルジー感があり、しかし村上先生の個性も色濃く表現されていて、唯一無二の青春物シリーズなのではないかと思います!
僕と鼠の物語が並行して語られていくのですが、また違った味わいで、前作から3年経ち二人が変わった事や、3年経っても変わっていない部分などが綴られてゆき、
何とも言えない胸をかきむしられる様な作品でした☆
まとめ
村上春樹先生の初期の傑作シリーズで、村上先生の作品の中では比較的読みやすい作品だと思いますので、村上作品は敷居が高いと感じている方は是非とも試して頂きたいシリーズです!
1970年代の若者の青春というのも、今読むと非常に趣があり、良い空気感に浸る事ができます☆
村上先生の作品は以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
村上先生のファンの方
1970年代を描いた青春ものに興味のある方