こんばんは、ちわぷ〜です!
6年振りの長編小説が話題となっている村上春樹先生。
昨日に続いて、面白い過去作を取り上げさせていただきます!
本作は鼠三部作の3作目なので、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」を読んでから読む事をオススメいたします!
詳しくは以前取り上げた下記の記事を読んで頂けると幸いですm(__)m
「羊をめぐる冒険」 村上春樹(著) 講談社
あらすじ
前作から5年後の1978年。
”僕”の大学時代のガールフレンドが交通事故で亡くなった。
”僕”は、耳専門の広告モデルをしている女性と出会い、付き合う様になる。
そして、姿をくらましていた鼠から、手紙が届く。
そこに同封された一枚の写真をきっかけに、”僕”は北海道へ飛び立つ…
29 歳となった”僕”
学生時代から”僕”を見守り続けて来た読者の方はすっかり愛着を持っている事だと思います。
前作から5年経ち、大人になった僕は、離婚を経験していたり人生の帰路に立たされています。
青春時代を描いた「風の歌を聴け」
青春に別れを告げた「1973年のピンボール」
鼠三部作ラストの本作は、20代最後に、”僕”が本当の本当に青春にけじめをつける姿が描かれていて、三作通して読むと感慨深いものがありました☆
まとめ
村上春樹初期の傑作、鼠三部作のトリを飾る作品です。
作風も、現在の村上先生寄りのものになっている様に思い、三部作の中での変遷も興味深い作品でした!
個人的には、この鼠三部作が村上先生の作品群の中では一番好きで、まだ村上春樹ワールドが未体験の方でも、村上先生の作品の中では比較的読みやすい作品なので、是非ともトライして頂きたいです(^ ^)
村上先生の作品は以前オススメしたこちらの作品もオススメです!
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いですm(__)m
こんな人にオススメ
村上春樹先生のファンの方
鼠シリーズのファンの方