こんにちは、ちわぷ〜です!
動物を扱った作品が面白く、度々取り上げさせて頂いております、馳星周先生。
今回は最新作のご紹介!
競馬を扱った題材をご紹介いたします!
メジロマックイーンという実在した名馬(ウマ娘でも人気キャラみたいですね!)
の血を残そうとする人々の物語ですので、オールドファンもウマ娘ファンも楽しめるんじゃないかな〜と思います☆
「ロスト・イン・ザ・ターフ」
あらすじ
亡き兄が遺した競馬バーを継いだ葵は、ウララペツという芦毛の馬に魅せられる。
その馬は最強のステイヤーでありながら、産駒がまったく走らなかったメジロマックイーンのラストクロップ(最後の世代)だった…
葵は、ウララペツの馬主になり、マックイーンの血を残す為に、まったく成績を残せなかったウララペツをプライベート種牡馬にしようとする。
そして、なぜだかモテ期が到来してしまい!?
マックイーンの血は永遠に!
競馬は全然知らないよ〜っていう方でも全然大丈夫!
そんなにマニアックな作品ではありませんし、ちゃんと説明してくれてますから気軽に読めます!
簡単に言えば、メジロマックイーンの血を残す為に、競馬バーの美人ママさんが奮闘する、という物語で、さまざまな困難を乗り越えながらも、メジロマックイーンの血を引く最後の馬、ウララペツの子供達の勝利を目指して奮闘する!
という物語で、そこにラブコメが絡んで来るんで、気楽に読める感じです^ ^
ちなみにメジロマックイーンとは、
1990年〜1993年までに活躍した実在する馬で、
武豊ジョッキーを相棒に、天皇賞・春連覇や宝塚記念を制した最強のステイヤー(長距離馬の事)と呼ばれた馬です。
もちろん現役時代のことは知らなかったので、調べてみたところ、武豊ジョッキーがメジロマックイーンと凱旋門賞など海外を舞台に戦いたかった…と言うくらいのお馬さんだったそうです☆
ですが、なぜかその子供達はまったく走らず、メジロマックイーンを父に持つ馬が絶えようとしている…という状況です。
馳先生の競馬を題材にした作品を読むのは2作目で、前作は名馬ステイゴールドを題材にした作品でした!
前作と違う大きく違う点は、前作はステイゴールドを題材としながらも、馬名や競馬に関わっている団体は架空の名前でしたが(でも、どこの団体かは何となく分かる)
今回は馬名も団体も実在の名前でチョイチョイ出てくるので、
リアリティがありました☆
まとめ
競馬を題材としながらも分かりやすく読みやすいので、
メジロマックイーンが好きなオールドファンも、ウマ娘からのファンの方も、そしてラブコメ要素もあるのでウマ女の方にもオススメです!
気楽に読める作品ですので、競馬に詳しくないという方でも大丈夫なんじゃないかな〜と思います☆
馳先生の作品ってハードボイルドだしな〜って方も、今作は大丈夫ですよ(^ ^)
馳先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
直木賞受賞作になります!
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こんな人にオススメ
メジロマックイーンファンの方
馳先生のファンの方
競馬ファンの方