こんにちは、ちわぷ〜です!
ちょっとずつ冬っぽくはなってきましたが、やっぱり今年は暖冬ですね〜
年末感があまりなく、仕事関係への年賀状書きをしながら違和感に襲われておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか〜?
本日は一年半振りの作家さん!
これをオススメしなければ、歳は越せないといった名作をご紹介させて頂きます☆
「八日目の蝉」 角田光代(著) 中央公論新社
あらすじ
希和子は、不倫相手の子供を衝動的に誘拐してしまう。
逃亡を続け、小豆島に辿り着き…
成島出監督の映画版もメチャ良い!
この作品は映画版を先に見て、原作を後から読んだパターンです!
何となく暗そうで原作は一旦置いておいたのですが、映画版の予告に引き込まれたのと、田中泯さんがちょこっとだけだけど出演しているとの事で見てみる事にしました!
不倫相手の子供を誘拐して育てるという仰天のストーリーなのですが、母の愛に満ちた作品といいますか、非常に心に迫る感動作でした。
誘拐してからの暮らしを描いた子供編と、その子が大きくなっての大人編、といった感じなのですが、もう大人編は涙なくしてって感じでした( ; ; )
構成は何となく以前ご紹介した「流浪の月」に近いものがある感じなのかな〜と思いました☆
そう言えば、この作品で描かれる小豆島がとっても美しくていつか行こうと思っていたのですが、全然行けてない…
なかなか気軽に行ける様な場所ではないのですが、来年春頃に仕事で姫路に行く機会があるかもなので、その時に寄れたら延泊して寄ってみたいなぁ〜と今思いました☆
まとめ
誘拐した赤ん坊を育てるというストーリー展開ながらも、母の愛を感じる素晴らしい人間ドラマに仕上がっております。
井上真央さん主演の映画版もクオリティ高かったのでそちらで見るのもアリだと思います!こちらは小豆島の美しさが物語に深みを与えている感じでした(^ ^)
田中泯さんがちょっぴりしか出てないですけど、良い味出してます☆
角田先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
心動かされる作品を読みたい方
角田先生のファンの方
映画版のファンの方